「東京で海外の気分を味わいたい」そんなときにおすすめの1冊
東京はいろんな国の文化が詰まっている!
東京に住んで10年以上が経ちますが、まだまだ知らないことだらけ。
「東京を旅するならどこが楽しいのかな」と本を探していたときに、見つけたのが今回の1冊です。
「aruco 東京で楽しむ英国」地球の歩き方編集室 編
ガイドブックで有名な「地球の歩き方」。
その「地球の歩き方」の編集室が、女子の一人旅をテーマに編集したのがarucoシリーズです。
20冊くらいありますが、今回は3つのおすすめポイントから「英国」編をご紹介します。
【おすすめポイント1】東京でイギリスを楽しめるスポットがわかる
この本では、東京でイギリスを楽しめるスポットがたくさん紹介されています。
当たり前のようですが、「イギリス」というキーワードから、何を想像しますか?
アフタヌーンティー、イギリス建築、ハリーポッター、タロットカード、イングリッシュローズ、シャーロック・ホームズ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、リバティプリント、ビートルズetc…この本で紹介されているテーマの一部です。
アフタヌーンティーには欠かせないスコーンのレシピも載っていて、おうちでイギリスを楽しむことも。
それにしても、日本で親しまれている「イギリス」の幅広さに驚きです。
【おすすめポイント2】東京と「英国」の関係の歴史がわかる
イギリスといえば、江戸時代から日本と国交があった国。
明治時代に日本が近代化する時には、イギリスからさまざまな技術が日本へと伝わりました。
そのひとつに、東京ではイギリス人が設計した建築を多く見ることができます。
今回ご紹介しているこの本では、イギリスと関連する近代の東京の歴史がところどころにコラムとして載っています。
教科書で学んだ歴史が、ちょっと身近なものとして感じられるのではないでしょうか。
ちなみに、私は三菱一号館美術館が好きです。
外観が見えてくると、いつもそのたたずまいの美しさにワクワクしてしまいます。
【おすすめポイント3】ページデザインがおしゃれ
どのページもデザインがきれいで、デザイナーのはしくれな私にはとても参考になります。
背景や色使いなど、多くの情報が雑多にならないように、また飽きないようにどのページにも工夫が感じられました。
トンマナの参考にもなるので、「イギリスっぽいデザインってどんなのかな?」と思った方はぜひ見てみてください。
今日の引用ひとこと
「一丁倫敦」
明治時代に、ロンドンの金融街「シティ」を参考にして丸の内に一大オフィス街が築かれたそうです。
その中でも、三菱一号館からの「馬車先通り」は「一丁倫敦」の愛称がついていたのだとか。
昔の真っ赤なロンドンバスが、今では東京で乗ることができるなんて不思議な感じもします。
ご紹介した三菱一号館美術館はこちら。
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