「とにかくわかりやすいデザインの本がほしい」という時におすすめの1冊
デザインを学びたい方へ、最初の1冊としておすすめです!
「やってはいけないデザイン」平本 久美子著
著者の平本さんは、グラフィックデザイナーとして活躍するかたわら、デザイナーではない方へのデザイン講座などを開催しています。
さっそく、こちらの本のおすすめポイントをご紹介していきます。
【おすすめポイント1】デザインに必要な要素がすべて載っている
デザインが難しいと思われる原因のひとつは、デザインを作っている要素が多いことではないかなと思います。
色とかイラストとかだけではなく、文章をどこで区切るかとか並べるかということもデザインに大きく関わっています。
この本では、「原稿」「レイアウト」「文字・フォント」「カラー」「写真・イラスト」の5つの章にわかれて解説。
順番通りに読んでも、参考にしたい部分だけ読んでも理解できる構成になっているので、効率よく確認することができます。
【おすすめポイント2】お悩みがノンデザイナーの感覚でわかりやすい
ノンデザイナーとは、デザイナーではない人のこと。
チラシやカードなど、デザイナーではなくてもデザインをしなければならないことは、色々とあると思います。
この本では、そういった「デザイナーではないけれどもデザインをしなければならない」人の疑問に答える形で書かれています。
デザインの専門用語など難しい用語は使わず、ポイントをわかりやすく解説。
ポイントがしぼられているので、すぐ現場で使える内容になっています。
【おすすめポイント3】無料フォント・画像・イラストサイトのまとめが充実している
我が家の高校生の子どもは、中学校のころからスライド作り&グループ発表が授業でしばしばありました。
そのため、担任の先生から、使ってよい無料イラストサイトなどを教わって作成していました。
時代が進んだなぁと感心する一方、意外と大人の世代はそういったサイトをあまり知らないのでは、と思います。
無料サイトの中でも、「商用OK」「ロゴ不可」など、それぞれ違いがあるのも、わかりにくい部分かもしれません。
この本では、基本的に無料で使えるフォント・イラスト・画像サイトの紹介がまとめられています。
手元にいい素材がない時には、ぜひ参考にしてみてください。
今日の引用ひとこと
「らしさ」と「やすい」
この2つは、デザインが適切かどうかを確認する基準として紹介されているキーワードです。
「らしさ」は、雰囲気やイメージに合っているかということ。
「やすい」は、相手の立場になって考えて作っているかということ。
シンプルですが、的確な表現だなと思います。
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