【美術館巡り】大竹伸朗展に行ってきました!
初めて大竹伸朗の作品をじっくり見ました。
「大竹伸朗展」
行ったのは先月になりますが、備忘録として書いておきます。
私が感じた「見どころポイント」は次の3つになります!
見どころポイントその1”作品数もサイズもボリューム満点”
コラージュを主な手法として、多種多様な作品を生み出している大竹伸朗。
展示も絵画から立体など、多才さが感じられます。
圧巻なのは「モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像」
見どころポイントその2”展示方法が新しい”
最初に案内されているQRコード。
「大竹伸朗展」では、美術展によくある「解説」がありません。
そもそも、タイトルもついていないのです。
あるのは作品と作品番号だけ。
見る人はそれぞれ自分のスマホからQRコードにアクセスをして、解説や作品タイトルを確認します。
解説って大切なのですが、どうしても暗い館内で見づらかったり、そこで人の流れが止まっちゃったりするので、見たい時に自分の手元で見られるのは便利だなと思いました。
また、作品そのものに集中して鑑賞することができたようにも思えます。
見どころポイントその3”昭和のレトロさが味わえる”
昭和の時代から長年に渡り活躍している大竹伸朗。
作品にも昭和の雰囲気が漂っています。
「音」への造詣も深い彼の作品には、こんな懐かしい機材が。
昭和の看板でよく見られたネオンのような展示もありました。
スクラップブックの中にも懐かしい写真や素材がたくさん。
私は昭和生まれなので、ここで展示されていたものは日常にあったものばかり。
昭和のものって、ゴテゴテしてるけど、その無駄な感じが楽しいんですよね。
私のような、昭和のレトロやサイケデリックに興味のある方にはぜひ見ていただきたいです。
まとめ 大竹伸朗展を見ての感想
展示の最後には、大竹伸朗インタビューの特集番組の録画が放映されていました。
制作中の彼を見ることができましたが、とにかくエネルギッシュ。
作品から感じられる力強さや生き生きとした生命感の理由がわかったような気がしました。
現代はデザインとかファッションとか、シンプルで整然としたものが好まれがちですが、大竹伸朗のような雑然としたごちゃごちゃした感じも新鮮で楽しいなと思います。
東京展は終わってしまったのですが、愛媛と富山はこれからありますので、お近くの方はぜひ!
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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