「スライドをかっこよく作りたい」そんな時にオススメの1冊
デザイナーじゃないけど、かっこいいスライドが作りたい
オンライン化が進んでいる現在、仕事や学校でパワーポイントを使ってスライドを作るのが当然になっています。
でも実際に作る時に、デザインで悩むことも多いのではないでしょうか?
今回ご紹介する1冊は、そんなときにぴったりです。
「パワーポイント・デザインブック 伝わるビジュアルをつくる考え方と技術のすべて」山内 俊幸 著
私のおすすめポイントは次の3つです!
【おすすめポイント1】デザインの進め方がわかりやすい
この本はパワーポイントでの制作を前提に解説されています。
ですが、そのデザインの進め方や考え方は、パワーポイントを使わなくても参考になるものばかり。
「デザインの下ごしらえ」の章では、デザインをする前にまず何を準備するべきかということが、わかりやすく説明されています。
また、デザイン要素の章立ては次のようになっています。
「レイアウト」
「文字と文字組み」
「色と配色」
「イラストレーション」
「写真と動画」
「アニメーション」
スライド作りで失敗してしまうひとつの原因として、「一度に色々と要素をつけたり変えたりしてしまう」ことが挙げられるのではないでしょうか?
読んでいくうちに、このような失敗をしないで作る手順が自然と頭に入ってきます。
【おすすめポイント2】とにかく詳しい説明
どのデザイン要素の章も、とにかく説明がくわしいです。
「イラストレーション」では自分でイラストを描く技術だったり、「写真と動画」では写真を撮るコツも教えてくれています。
スライド作りで迷ったら、とりあえずこの本が手元にあれば何とかなると思います。
【おすすめポイント3】パワーポイントならではの技術がよくわかる
チラシや本といった印刷物とスライドで大きく違うのが、「アニメーション」ではないかなと私は思います。
時々、アニメーションの多用で見えづらくなっているスライドを見ることがあります。
アニメーションは色とかイラストと違って、学校の美術で教わることがありません。
学生がスライド制作を授業で行うことも多くなっていると思いますが、アニメーションの付け方まで教師が教えてくれる機会は少ないのではないでしょうか?
「パワーポイント・デザインブック」では、アニメーションが1つの章として詳しく取り上げられています。
アニメーションをつけてはいけない場合も紹介されているので、スライドにアニメーションをつけるポイントやタイミングがわかりやすいと思います。
【この本からのひとこと】
「伝える」ことが重要な世界だからこそ、
「伝わる」ものを生み出すデザインの力を身につけよう
デザインの技術を日常に取り入れたい時に、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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