「眠れない夜にちょっとだけ読みたい」そんな時におすすめの1冊
寝る時間なのに目が冴えてしまった…
睡眠時間を削るわけにはいかないから、読書するとしてもあまり時間をかけたくない。
まさに昨夜の私がそれでした。
おかげで少し読んだ後に眠れたので、みなさんにもご紹介します!
「1 日1ページ、読むだけで身に付く世界の教養365 現代編」 David S. Kidder /Noah D. Oppenheim著 小林朋則 訳
ベストセラーとなっている1冊なので、手に取ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
こちら、シリーズ化されて、他のテーマでも出版されています。
私のおすすめポイントは次の3つです!
【おすすめポイント1】幅広いテーマが取り上げられている
テーマは「歴史」「文学」「視覚芸術」「科学」「音楽」「哲学」「宗教」の7つに分けられています。
1つの記事は4ページに集約されていますが、短くてもその内容は本格的。
本文に反映させられなかった部分は「豆知識」としてまとめられています。
たとえば「宗教」では旧約聖書に関する記事で、キリスト教とユダヤ教の解釈の違いまでが解説されています。
あまり聖書になじみのない私には、知らない話ばかりで、引き込まれてしまう内容でした。
【おすすめポイント2】好きなテーマだけ読んでも話が通じる
それぞれのテーマは7つの曜日と結び付けられています。
たとえば、「歴史」は月曜日ですが、その内容は2ページで完結しているので、前後の記事の流れを気にすることなく、好きなテーマだけを読むことができます。
特に「歴史」の記事は時系列に並んでいるので、それだけ読んでいくと歴史の流れがわかるようになっています。
他のテーマも、簡単に読み進めることができます。
テーマごとに、どのような流れで記事を置けばわかりやすいか、という点を考慮しながら構成されているのではないかと思います。
【おすすめポイント3】「当たり前」なものにも新たな発見がある
この本ではたびたび、「当たり前のこと」な記事があります。
たとえば、「アルファベット」とか「音楽とは」とか。
ちなみに「アルファベット」はエジプトのヒエログリフが必要に応じて変化したもの、「音楽」とは模倣や楽譜によって再現できる、組織化された音のこと、と説明されています。
当たり前のことこそ、意外とよくわかっていない。
この本を読んでいると、わかったふりで使っているものが多いなと思わせられます。
今日の引用ひとこと
毎日のつらい仕事を一時忘れて、人類の英知という深遠な世界をのぞいてほしい。
朝や夜、心を落ち着かせたい時にぜひ読んでみてください。
kindle unlimitedの対象商品にもなっています。
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