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ママwebデザイナーの読書記録

 

webデザインの学習に参考になる本、仕事や自分自身を見直すヒントになる本をご紹介しています。  
美しいものが好きなので、展覧会や映画の感想も時々お届けしています。

202303大阪・京都旅行おまけ「北欧デザイン展」へ行ってきました!

1泊の大阪・京都旅行、帰路は東海道新幹線で東京方面へ。

いつもは新横浜で降りるのですが、今回は足を伸ばして品川まで行き、もうひとつ美術展を見に行ってきました。

ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展

リュイユとは、フィンランドのテキスタイルで、16世紀ころには作られ始めたと言われています。

今回は、私が感じたリュイユの魅力を3つのキーワードでお伝えします。

【見どころポイントその1】展示数が多い

とにかく展示数が豊富。

椅子、食器などを中心に北欧デザインを楽しむことができます。

今回初めて見た椅子なども多かったです。

 

また、食器などガラスや磁器、金属のものも多く展示されていました。

シンプルな中に楽しさを感じます

 

数が多ければいいというわけではないですが、やっぱり一度に多くの作品に出会えるのはとても嬉しいです。

 

【見どころポイントその2】実際の作業風景を動画で見られる

ところどころで、実際に作った作家の作業風景を録画した画像が流れていました。

熱したガラスを水飴のように手早く整形したり、椅子の表面をやすりでていねいに磨いていたり、と職人技の迫力にすっかり引き込まれてしまいました。

こちらの作品の制作風景も流れていました

 

【見どころポイントその3】実際に使っている雰囲気が楽しめる

家具を売っている店などでも、ショールームがありますが、この美術展でもその形式で作品を展示しています。

作家ごとにまとめられたコーナーは、それぞれの作家の特徴の違いを見ることができて、とても面白かったです。

 

また、移り行く時間の中での、北欧デザインを感じるための試みもありました。

窓の外の照明が朝昼晩のイメージで変化していきます

この展示を見る側には、北欧デザインのさまざまな椅子が用意されています。

私たちは、思い思いの椅子に座って、この部屋を見ているわけですが、「こっちの椅子のほうが私に合っている」などと椅子そのものを楽しんでいるかたもいました。

デザインを日常で使うってこういうことなのかなと、思ったひとときでした。

 

今日のひとこと

日用品をより美しく

展示のプロローグで紹介されていたひとことです。

毎日使うものだからこそ、大切に、美しいものを選ぶ。

北欧諸国で根付いているその感覚は、私が住んでいる日本でも近しいものがあると思います。

現在、北欧デザインが日常の中にどんどん取り入れられているのも、どこかに共通した感覚があるからではないでしょうか。

 

これから名古屋、大阪の巡回もあるようです。

ぜひ、北欧デザインの美しさを味わってみてください。

www.takashimaya.co.jp

 

 

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