「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展に行ってきました!
チケットが取れない、と話題の「ディオール展」。
私もチケット予約ができず、なかばあきらめていたのですが、前日キャンセルになっていたところを予約することができました!
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展
パリ、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回して、ついに日本で開催。
ディオールは、1950年代に日本の鐘紡や大丸と契約を結び、日本に早くから進出したブランド。
今回の展覧会では、日本進出した頃の資料を見ることができました。
会場は予約制とはいえ、老若男女問わず、多くの人でにぎわっていました。
75年の歴史を重ねて、不動の人気を誇っている感じがします。
展示は、ディオール本人の作品だけではなく、ディオールというブランドを支えてきたデザイナーたちがそれぞれ紹介されています。
今回は、その中で私が特にいいなと思った3人のデザイナーを書きたいと思います。
【1】ジョン・ガリアーノ
「パンク」の申し子として有名なガリアーノ。
ディオールのデザイナーとなることに、周囲は不安があったといいます。
でも、結果的に素晴らしいコレクションが生まれました。
彼のディオールコレクションは、型破りだけど、しっかり考えつくされて、守るところは守っている感じがします。
奇抜に見える中に、気品や美しさが服から感じられます。
何というか、ものすごく丁寧に、色々なものを壊しているように感じました。
【2】イヴ・サンローラン
2人目は、イヴ・サンローラン。
クリスチャン・ディオール亡き後に、弱冠21歳でデザイナーに就任しました。
有名なトラペーズラインに象徴されるように、ラインがとても美しいです。
ちょっとコケティッシュというか、シンプルな中に可愛らしさを感じます。
【3】クリスチャン・ディオール
彼の初めての仕事はアートディレクターだったといいます。
美しいものを見極める才能が、服からも感じられます。
日本の浮世絵などが好きだったディオール。
着物モチーフのコレクションも多く残しています。
他にも、庭を愛したディオールの美意識が受け継がれたコレクションや、
仮縫いの技術が際立つ、白のエリア。
服と映像のコラボ。
今日の引用ひとこと
「私の知るすべての事、見たこと、聞いたこと、私の人生の全てがドレスに凝縮されているのです」
服の持つ生命力が感じられる展覧会でした。
ツイッターでは、展覧会の様子が動画で紹介されています。
https://twitter.com/DIORJP/status/1605337248819552260
そして、イヴ・サンローラン展もこれから開催予定です!
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