ひとり時間は、本といっしょに。

ママwebデザイナーの読書記録

 

webデザインの学習に参考になる本、仕事や自分自身を見直すヒントになる本をご紹介しています。  
美しいものが好きなので、展覧会や映画の感想も時々お届けしています。

毎日頑張っている方におすすめしたい1冊

先日、ママ友さんたちと話していて、「昔より疲れやすくなった」という話題になりました。

その時は「やっぱり前より若くないからね」という結論で落ち着いたのですが、ふと1人になった時に思い返してみて、「何か違うな」と思いました。

 

確かに年齢の問題はあると思うのですが、それ以前に「ママさんがやらなきゃならないことが多いんじゃないかな」と感じたのです。

そんなことをぐるぐると考えていた時に、ふと見つけた本がこちらです。

マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方

マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」の作り方

モニカル・ルーッコネン著

 

タイトルでわかるように、「『マイタイム=自分のための時間』を持とう」というのが、この本のテーマです。

「マイタイム」の内容は、人それぞれ。

自分が興味があること、リフレッシュできることなど、その内容は自由です。

 

とはいえ、毎日が忙しい中で、「マイタイム」を持つことが難しいと感じる人が多いかもしれません。

家のことや仕事のことなど色々あるのに、自分だけの自由時間なんて作ったらわがままなんじゃないかな…と思う方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、この本の内容をご紹介しながら、「マイタイム」とはどんな時間なのかということを考えてみたいと思います。

 

「マイタイムってどんな時間?」その1:自分のために「わがまま」になる時間

この本のはじめの部分で、マイタイムを持つときに一番ネックになるのが「マイタイムなんて、わがままなんじゃないか」と自分自身が思ってしまうことだと説明されています。

 

女性はどうしても子どもや家族など、「自分以外のために尽くす」ことが多いかと思います。

私自身に置き換えてみると、どうしても子どもたちにかかる時間は多いですし、私の周りでは介護や孫育てが始まっている方もいます。

 

そのような環境の中では、「マイタイム」は一見するとわがままに見えるかもしれません。

でも、毎日が忙しい人こそ、「マイタイム」は必要なのです。

それは、「マイタイム」を持つことで、自分をリフレッシュさせ、結果として体調などの自己管理ができるからです。

 

周囲から見て「わがまま」と思われることでも、それで心身の健康が得られるならば、毎日の「やらなきゃならないこと」も元気にやっていくことができます。

「マイタイム」を持つことは、有意義な「わがまま」と言えるのではないでしょうか。

 

「マイタイムってどんな時間?」その2:マイタイムは「いつでも」「どこでも」持てる時間

この本では、マイタイムを持つコツとして、スキマ時間を見つけることを挙げています。

ちょっとだけ早起きしてみる。

お子さんの習い事の待ち時間を活用してみる。

夜、少しだけひとりの時間を過ごす。

などなど……

 

スキマ時間を見つけるために、24時間のスケジュールを書き出してみることもおすすめされていました。

この本では実際に書き込めるようになっているので、活用してみるのもいいかもしれません。

 

「マイタイムってどんな時間?」その3:自分の人生をコントロールするための時間

「マイタイム」は「自分自身と向き合う時間」です。

と同時に、外部の情報との付き合い方を考え直す時間でもあります。

 

この本では、「物事との距離を自分で決める」ことが大切だと書かれています。

毎日、さまざまな要素が私たちに影響を与えています。

仕事、社会、家族、ニュース、SNSや広告などなど……

何もしなくても、多くの娯楽や情報が外から入ってきますが、ただ受け身でいたら「本当にやりたいこと」が見えなくなってしまいます。

 

自分の人生に何を取り入れるか見極めること、その基準を作るのが「マイタイム」なのです。

 

まとめ:自分の「マイタイム」を見つけるために

この本では、具体的な「マイタイム」の過ごし方の例がいくつか紹介されています。

ぜひ、「マイタイム」が必要だなと思った方は、ご覧になってみてください。

 

私が思う「マイタイム」の見つけ方もどこかでご紹介できたらいいなと思っています。

 

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。