自分の「今」に合った本を選ぶコツがわかる1冊
読書の秋ですね〜
ようやく朝晩は涼しい風を感じられるようになり、本を読むにもいい季節になりました。
ですが、そもそも、なぜ人は本を読むのでしょうか?
本を読むことってどんな意味があるのでしょう?
どうせなら、もっと読書を毎日の中に活かせたらいいなと思いませんか。
というわけで、今回はこちらの本をご紹介します。
「心と体がラクになる読書セラピー」寺田 真理子著
今回初めて、「日本読書療法学会」の存在を知りました。
読書セラピーとは、「本を読むことを通じて問題が解決されたり、なんらかの癒しが得られること」と定義されています。
著者自身、うつ病の緩和に読書が役立ったとのこと。
こちらの本でも説明されていましたが、本を選ぶ最初の基準は「好き」かどうか。
でも、「どんな本を選んだらいいかわからない」という時もあるかと思います。
今回、「こんな心の状態の時には、こんな本を読むといいよ」というヒントが興味深かったので、ご紹介していきます。
「こんな時にはこんな本がおすすめ」その1:疲れ切ってしまった時
もうお風呂に入るのもおっくうで何もしたくない……そんな時のおすすめは「写真集」。
脳科学によると、食事などの「生きるために必要なこと」をする時に活性化する脳の部位と、美しいものに触れて「きれいだなぁ」と感じる時に活性化する脳の部位は同じなんだそう。
生きるための気力をチャージするために、文字ではなく写真や絵画を見るといいんですね。
こんな本もいいかもしれません。
色がとにかくキレイ!見ていて時間を忘れます。
「こんな時にはこんな本がおすすめ」その2:元気な自分とのギャップを感じた時
ちょっと元気が出てきて、でも自分のできない部分ばかり目についてしまう……そんな時におすすめなのが、「エッセイ、詩集、絵本」とのことです。
あまり考えずにさらっと読める本のジャンルですね。
また、エッセイなどに書かれていることを、実際の生活に取り入れてみるのもオススメされています。
加えて、「どんなふうに自分が元気になれたか」を記録しておくと、もっと効果的とのことでした。
こんな本もいいかもしれません。
自分とゆったり向き合いたい時にオススメです。
「こんな時にはこんな本がおすすめ」その3:自分のことに思い悩んでいる時
自分のことで悩んでいる時は、自分の思考パターンを見つめ直す「心理学・自己啓発書」がオススメとのこと。
心理学から自分がおちいりやすい思考パターンを知ることで、落ち込みの原因や解決の糸口が見えてくるそうです。
また、自己啓発書は、身の回りにいない「メンター」を見つけるようなもの。
私も、フリーランス関連の本を読んで、実際にその著者の方とお話しする機会を得られたことで、悩んでいる自分が間違いじゃないことに安心したことがありました。
フリーランスで集客に悩んでいる方にオススメです。
まとめ:読書で自身をケアしてあげよう
本を読むことで、自分をもっといたわってあげられるんだなというのが、今回この本を読んだ発見でした。
著者の方によるオススメ本も何冊か紹介されていたので、ぜひご覧になってみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!