映画「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・ドリーム」を観てきました!
今回は映画のご紹介です。
映画「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・ドリーム」
デヴィッド・ボウイは1960年代ころから活躍したアーティスト。
2016年に惜しくも他界していますが、私たちに多くの作品や映像などを残してくれました。
今回はこちらの映画の見どころを3つご紹介していきます。
【見どころその1】デヴィッド・ボウイの哲学が聞ける
この映画は、デヴィッド・ボウイが残した映像や音楽を中心に構成されています。
語り手の存在もなく、デヴィッド・ボウイとインタビュアーたちのやりとりがほとんど。
何となく時系列に沿って構成されてはいますが、若い頃のインタビューの言葉と中年になってからのボウイ自身の映像がオーバーラップしていたりします。
時代ごとに整理しようとすると、ちょっと混乱するかもしれませんが、彼の考え方の軸のようなものは変化していない感じがしました。
40代以降では、老いることを肯定的にとらえているような発言もあり、彼自身の哲学というか生き様のひとつの結論がそこで見えたように思いました。
【見どころその2】貴重なライブ映像が見られる
この映画では、彼のライブ映像をたくさん見ることができます。
まだ若かりし頃のものから、近年のものまで。
どのライブでも、彼は本当に歌声が素敵です。
また、ライブ以外にも演劇や実験的なパフォーマンス、そして絵を描いている時の様子など、彼の創作に関するさまざまな映像も、この映画には散りばめられています。
日本に関連した映像だと、映画「戦場のメリークリスマス」が一瞬映ったように見えました。
【見どころその3】デヴィッド・ボウイが生きた時代の様子が見られる
彼自身は時代を超えた稀有な存在だったかもしれません。
でも、もし現代にデヴィッド・ボウイのようなひとが生まれたとして、当時のようなスーパースターになるかと想像すると、そこは違うかなと思います。
この映画では、デヴィッド・ボウイが生きた時代を象徴するような映像がところどころに差し込まれています。
全体の長さとしては多くないのですが、その映像がちらりと入ってくることで、デヴィッド・ボウイを知るための時代背景が見えてくるように思いました。
今日の引用ひとこと
「We can be heroes,Just for one day」
私の好きな曲の1つ、「Heroes」の歌詞です。
一瞬が永遠になってしまうような、そんな彼のカッコ良さをぜひ映画館で楽しんでみてはいかがでしょうか。
本物のライブ会場レベルの大音量(特に低音)で、最初はびっくりしました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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