「月へ暮らす展」に行ってきました!
夏休み、いかがおすごしでしょうか?
私はかれこれ8月は2週間くらい体調を崩していました……気づけばもうすぐ9月。
体調がようやく回復したので、小学生の息子と約束していた展覧会に行ってきました!
「月でくらす展」
海が近くて、都心から少し離れただけとは思えない開放感がありました。
さっそく、私が楽しかったなと思ったポイントを3つご紹介します。
ポイント①ミッションは3種類
まず、この展覧会全体が月面という設定で、受付で3つの職業のどれかを選んで入場します。
職業は次の3つ。
「月面科学者」…さまざまな月の物質を研究。
「月面ワーカー」…月面で建物や食べものなどを作ります。
「月面レポーター」…月面で起こっていることをレポートします。
それぞれ職業を選ぶと、バッジシールとミッションが書かれたリーフレットをもらうのですが、職業によって、そのミッション内容が異なるのがポイント。
ミッションはすべて月に関する質問で、その答えが展覧会のどこかに書かれています。
私は子ども3人と一緒だったので、それぞれの職業にわかれて展覧会をあちこち見ていきました。
ただ展示を見て回るよりも、ミッションがあることで楽しく見ることができたように思います。
ポイント②月の新常識にびっくり
私の「月」に関する知識は中学校で止まっているので、息子のために行ったとはいえ、私もとても勉強になりました。
水がありそうだとか、月の裏側の様子だとか、色々なことが解明されていて、将来は「月に住む」という話も実現するのかなと思いました。
そして、今回初めて知ったのがレゴリス。
レゴリスは月の砂で、ガラスなどの成分が混じっているそうで、宇宙飛行士の方もしっかり払い落とすように気をつけているとのことでした。
ポイント③デザインの勉強にもなる!
「月にくらす展」は月面の居住エリアをイメージして作っていて、月面コンビニとか食堂などのセットがあります。
ポスターなどもていねいに作り込まれていて、デザインの参考としても楽しく見ることができました。
全体的に見やすい工夫がていねいにされていて、無機質になりがちなテーマがポップで楽しく演出されていました。
おまけ:お土産編
色々と月にまつわるお土産がありましたが、私はジャケ買いでこちらをチョイス。
今週末で終わってしまうのですが、ぜひお時間がある方は行ってみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
9月はもうちょっと色々書いていきます!
一足早いお盆
夏休みですね〜
今日は、こちらのお題に乗って、日記を書いてみようと思います。
先月末、ひとりで故郷に行ってきました。
東京駅から故郷の仙台市までは、新幹線で1時間40分くらいで着きます。
まぁいつでも行ける距離なのですが、コロナ禍でバタバタして、気付けば4年ぶり。
仙台は七夕まつりのシーズンで、そこかしこに七夕かざりがお目見えしてました。
今回の仙台旅行の目的のひとつが、両親のお墓参りをすること。
5年前に母親が他界してから、数回しかお墓参りをしてませんでした。
コロナだったというのもありますが、何となく行きたくない気持ちがありました。
億劫だったのか、母親がいないことをまだ正面から受け止めきれていないのか、理由はよくわかりません。
正直、行きの新幹線の中でも「行くのやめようかな」と思っていたくらいです。
ただ、このままじゃいけないなというのも感じていて。
両親が眠る菩提寺へ。
墓を目の前にして、自分でも驚いたのですが、手を合わせる気持ちになれませんでした。
神社とか好きで、そこでは簡単に手を合わせてお参りするのに、なぜか祈ることができませんでした。
ただ、お墓と対峙してきた、という感じです。
手を合わせて祈る対象は畏れ敬う相手、というイメージがあります。
神様とか遠い祖先とか。
その点、まだ私の中では両親は身近な感覚なのかもしれません。
最近気付いたのですが、私は子育てで何かトラブルがあった時、心の中で両親だったらどうしていたかと彼らをトレースしていることがあります。
両親の対応が正解でもないのですが、自分が親として何かに対応する時、やはり身近な例は両親なんですよね。
お墓参りに対して抵抗感があったのは、墓を目の前にすることで改めて両親がこの世にいないことを確認するのが嫌だったのかなと思います。
こればかりは、気持ちを切り替えていくのは簡単ではないですよね。
今回は、そんな自分を少し分析できたのが、一番の気づきでした。
ここまでご覧くださってありがとうございます。
久しぶりの投稿でちょっとしんみりした話をしてしまいました。
夏になると、ふと亡くなった人のことを思い出しませんか?
「抽象絵画ってよくわからないな」と思う方にぜひ!観てほしい美術展
毎日暑いですね〜。
そんな時こそ、美術館は快適でオススメ。
今回は、先週子どもたちと行った美術展のご紹介です。
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
現在、東京駅そばのアーティゾンミュージアムで開催中です。
1.ざっくりどんな作品があるかご紹介
タイトルにもある通り、印象派の画家セザンヌから始まって、フォーヴィズム、キュビスムなど、最初のほうは美術の教科書に載るような画家の作品が多く展示されています。
それぞれ点数は少ないですが、ゴッホ、ゴーガン、ピカソなどの作品もありました。(点数は少ないとはいえ、やはり存在感はすごかったです)
また、多くの作家が講師として活躍したバウハウスの資料がまとめて公開されており、バウハウス好きな私としてはとても嬉しかったです。
後半は日本の抽象絵画や、現代作家の作品が展示。
抽象絵画と呼ばれるジャンルはすべてあるんじゃないかなと思うほど、見応えのある美術展でした。
2.個人的に楽しかったポイント
絵画の説明や歴史が詳しい
こちらの美術展では、音声ガイドは自分のスマホから聞くことができます。
美術館アプリもあるので、後で絵画の説明を自宅で見ることもOK。(音声ガイドは美術館のみ)
ぱっと見ではよくわからない作品もあるので、こちらの説明はとても役立つと思います。
それに加えて、抽象絵画に関連する資料が多く展示されているのが、今回の楽しかったポイント。
先ほどもあげたバウハウス、テキストなどがまとめて展示されていました。
バウハウスというのは、1919年に現在のドイツで誕生した芸術学校です。
学校そのものはナチスによって14年で閉校してしまいますが、デザインへの考え方は現在のモダンデザインの源流を生み出しました。
クレーやカンディンスキーなどが講師として活躍しています。
また、抽象絵画を日本に紹介した書籍も初めて見ました。
こういった資料を見ていると、作家たちが新しい何かを抽象絵画に求めて努力している様子が頭に浮かびます。
「この表現にたどりつくまでに、ものすごい苦労したんだろうな」と思いながら絵画を見ると、作品に対して親近感のようなものが感じられて、観るのが楽しくなります。
意外と日本の抽象絵画を知らなかったかも……
最近は日本の現代作家の美術展も多いので、日本の抽象絵画の認知度も上がってきていると思います。
でも、ここまで多くの日本人アーティストの作品を見るのは今回が初めて。
個人的には、吉原治良の「Work」が大好きで、その迫力を堪能してきました。
(撮影NGで画像は貼っていません。ただ、この作品は写真には写しきれない凄みがあるので、ぜひ実物を見ていただきたい作品のひとつです)
吉原治良は「具体美術協会」を立ち上げ、さまざまなアーティストが活動しました。
今回の美術展でも、「具体美術協会」として1つのセクションにまとめて展示されています。
また、現代作家も多く展示されていて、戦後の日本美術の流れを感じることができました。
撮影OKの作品が多いのも楽しい!
今回の美術展では撮影OKの作品がたくさんあります。
アーティゾン美術館のいいところは、ガラス張りの額装が少ないこと。
ガラスがあると自分の姿や通りかかったお客さんの姿が映り込んで、作品そのものをキレイに撮れないことが多いんですよね……
それから、照明も工夫されているのか、作品が撮りやすいように感じました。
私の子どもたちも「推しの1枚」を見つけて撮影を楽しんでいました。
3.こんな方にオススメします!
・抽象絵画をあまり見たことがない方。
・現代アートをもっと知りたいと思う方。
・子どもと気軽にアートを楽しみたい方。
「子どもと気軽にアートを楽しめる」理由は2つあります。
ひとつは、大学生以下は鑑賞料が無料ということ。
もうひとつは、子どものほうが自由にイメージするので、彼ら彼女らの感想を聞いていると、新しい発見があるかもしれません。
4.まとめ
東京駅から少し歩けばすぐ着くので、東京観光がてらに、ぜひご覧ください。
建物そのものも、とてもカッコいいですよ。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後に少しだけ、私のことを書いておきます。
現在、ホームページ制作、チラシ・名刺などの制作をしております。
もし何かお困りのことがありましたら、ぜひご連絡ください。
もちろん、お話だけでもOK。
お気軽にどうぞ。
「副業してみたいけど、集客が不安」と思ったときに読んでほしい1冊
最近、副業が流行していますね。
でも、そこでひとつの壁となるのが、お客さんを集めることではないでしょうか。
私自身、営業が好きとは言えません……
今回は、そんなお悩みをお持ちのかたに読んでみてほしい1冊です。
「いきいきwebデザイナーの教科書 集客編:「あなたに任せたい」と言われる“売り込まない”集客術」高塚 修治 著
webデザイナーの教科書、とタイトルにありますが、起業や副業をしている方なら参考になる1冊です。
早速、ご紹介していきます!
1.著者について
この本の著者高塚さんは現在、webデザイナー専門のコンサルタントとして活動。
もともとはwebデザイナーとして、お客さんに振り回される毎日だったと言います。
しかし、「好きな場所で、好きな人に囲まれて、好きな仕事をしている」を実現するべく、活動した結果、現在はそのような生活を送られているということです。
この本の目的は、「自分の特性や目的に合った営業法を見つけること」。
その方法を見つけるヒントが詳しく解説されています。
2.簡単に内容の紹介
売れないwebデザイナーの5つの特徴
最初は、そもそも「なぜ売れないのか」ということを考えていきます。
この本によると、その理由は5つ。
①そもそも頑張って営業してくるwebデザイナーは、何だか資質に問題があるように見えるので頼みたくない。
②売り込みされるのが嫌だ。
③求めていない客を引き寄せている。
④営業に時間と労力をかけすぎて、webデザイナーとしての仕事ができていない。
⑤自分の本来の魅力を伝えられていないので、何だか嘘っぽく見える。
私自身、ドキッとしたのは①です。
「一所懸命」「頑張っている」といった言葉を使っていると、何となく誠意を伝えているような感じがしますが、実はお客様からしてみれば余裕がないようにしか見えないですよね。
自分本位な営業ではダメなんだなぁと痛感しました。
自分に合った集客法を確立するメリット
次に、自分に合った集客法を見つけると得られるメリットが解説されています。
①ゆとりがあるデザイナーと認識されるので、自信がつく。
②お客さんに警戒されない。
③自分に合ったお客さんに出会える。
④営業の労力が最低限ですむ。
⑤お客さんに尊敬される。
ただ書き出してみると、本当に実現するのかなと思う部分もあるかもしれません。
自分のことを守りながら、お客さんのためにもなれるようなwin-winの関係作りが大切なんだと思います。
自分に合った営業・集客法を見つける6STEP
いよいよここからが、自分だけのオリジナル集客法を見つけるためのステップとなります。
簡単にご紹介すると、
①自分に合ったお客さんの数を知る。(大人数のほうがいいか、マンツーマンのような感じがいいのか)
②自分に合った営業スタイルを考える。(人前に出ていくほうがいいか、スキルを磨いて売り込むか、相手のビジネス相談の相手になるのか、など)
③実践してみる(交流会、SNS発信、勉強会開催など)
④②で考えた営業スタイルを全部こなす「万能型」を目指す(自分の得意スキルを活かすために苦手スキルも学んだり、分業体制にして得意な人を集めたりする)
⑤お客さんに「提案」してみる(売り込もうとしない、お客さんの立場を考える、デメリットも伝えるなど)
⑥納品できたら、お客さんに「どうして自分に発注してくれたのか」と聞いてみる。
など。
営業として当然のこともあるかもしれません。
自分の特性を見極めること、周りからどう見られているのか確認しながらやっていくのがポイントかなと思いました。
3.私が思うこの本のすごいところ
・文章がわかりやすい。
・webデザイナー向けの本ですが、営業本としても読める。
・そもそも「営業」はせず、「提案」をするというのが目からウロコでした。
4.この本を読んでほしい人のイメージ
・webデザイナー、個人で仕事をしている人
・何か売りたい商品やサービスがあるのに、売り方がわからない人
・仕事もプライベートも余裕を持ちたい人
5.まとめ
私自身、あまり新規のお客様に声をかけるのが得意ではないと思っていました。
でも、得意ではないと思っていた理由が、「自分を売り込まなければならないからだ」と思い込んでいたからだと、この本を読んで気づきました。
私のように、「営業ってコトバ、苦手なんだよね〜」と思っている方はぜひ読んでみてください。
実はこちらが1作目です。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後に少しだけ、私のことを書いておきます。
現在、ホームページ制作、チラシ・名刺などの制作をしております。
もし何かお困りのことがありましたら、ぜひご連絡ください。
もちろん、お話だけでもOK。
お気軽にどうぞ。
「最近疲れやすいな」と思ったときに読んでほしい1冊
夏バテなのか、ちょっと疲れやすい毎日を過ごしています。
今回の1冊は、私のようなお疲れの方にオススメです。
「最高の体調 ACTIVE HEALTH」鈴木 拓 著
最初にタイトルを見た時には、「食事に気をつけよう、みたいなノウハウ本かな」と思ったのですが、全く違いました。
内容が多彩で、内容のすべてを簡単にご説明できないくらいです。
ですが私なりに、ここがポイントと思ったところを(ざっくりとではありますが)ご紹介します!
1.著者について
この本の著者鈴木さんは、新進気鋭のサイエンスライターと著者紹介に書かれていました。
ヘルスケアを題材に、執筆活動をしていらっしゃいます。
この本は、さまざまな心身の不良に対して、その場しのぎの対処法ではなく、根本的な解決法を解説しています。
2.簡単に内容の紹介
すべての原因は「文明病」
「文明病」とは近代社会の変化によって引き起こされている、現代に特有の病気や症状のこと。
肥満、集中力の低下、鬱など、さまざまな心身のトラブルがあげられます。
なぜ近代社会の変化が原因かというと、社会は変化していても、人類の身体は近代以前と変化していないから。
言い換えると、遺伝子レベルでは、人類は狩猟採集の時代と変わっていないということです。
そのため、現代に生きる私たちは、近代の環境変化に身体がついていけていない、という状態。
このアンバランスな状況を改善させるために、「進化医学」では次の2つのことに注目していきます。
①自分が抱える問題について、どこに遺伝子のミスマッチがあるのか
②ミスマッチを起こしている環境を、遺伝子に沿うように修正する
キーワードは「炎症」と「不安」
実際には、どのようなカタチで「ミスマッチ」が症状として現れるのか、そのキーワードが「炎症」と「不安」です。
「炎症」とは、有害な刺激を取り除く免疫システム。
例えばケガをしたら免疫システムが作動し、雑菌が身体の中に入らないようにします。
その時、身体で起こっているのが「炎症」。
私たちの健康にとって、とても大切な機能ではあります。
でも、外界からの刺激をすべて「異物」と捉え、その状態がずっと続いてしまうと、「炎症」が終わらなくなります。
長引くことで、身体全体が疲れていき、さまざまな機能が低下してしまうのです。
もうひとつは「不安」。
「不安」の感情は、近代以前は目の前の脅威に対するものがほとんどでした。
その脅威がなくなれば、「不安」もなくなります。
しかし、現代では、「不安」の原因となる脅威が「遠い未来」であるため、いつまでも脅威がなくならないと解説されています。
明治の文豪、芥川龍之介が「ぼんやりとした不安」と表現したのは、まさしく現代が引き起こした「不安」だと紹介されていました。
「文明病」の原因がわかったところで、次から実際の対処法が解説されていきます。
「炎症」への対処法
まず、「炎症」への対処法です。
身体を整える方法としては、腸を整えること、環境を整えることが挙げられていました。
環境に関しては、「自然に触れ合うこと」と「良い人間関係を築くこと」が大切と解説されています。
私がここで印象的だったのが、「良い人間関係を築く」ための3つのポイントでした。
①同じ時間を過ごすこと
②合唱や合奏など、同じことを同じタイミングで一緒にすること
③相手にプレゼントすること、一番いいのが「あなたを裏切りません」という信頼をあげること
ちなみに、近しい人間関係は5人くらいで充分なのだそうです。
他にも、ストレス対処法として睡眠や運動のことが紹介されていました。
「不安」への対処法
「不安」への対処法は、「炎症」よりもちょっと時間がかかるものが多いかもしれません。
ポイントは「遠い未来を今に引き寄せる」です。
そのためには、まず自分の価値観を見定め、「自分が今、何のためにこれをやっているのか」ということをはっきり認識できるようにします。
「不安」を遠ざける方法としては、
①畏敬(自然やアートなどに触れることで、永遠的なものと自身を一体化させること)
②観察(マインドフルネスなど、今ここに集中すること)
が挙げられていました。
また、遊び心を持って行動することも提案されていました。
終わりの見えないタスクを小さく分けて、すぐ届くゴールを作ったり、数字で達成度を見えるようにしたり、具体的な方法がいくつか紹介されています。
3.私が思うこの本のすごいところ
・実践法が多い。ヘルスケアの辞書みたい。
・それぞれの実践法をどのように組み合わせたらいいか説明があって、やってみようかなと思える。
・科学的な根拠も多数紹介されているので、もっと深掘りしたい人にもおすすめできる。
4.この本を読んでほしい人のイメージ
・病気じゃないけど、何となく疲れている人
・もっと健康的に生きたいと思っている人
・もっと自分を大切にした生活をしたいと思っている人
5.まとめ
最後に衝撃的なことが書かれていました。
それは、「人間の脳と体は長寿と繁栄を目的としているので、個人的な幸せを実現するためにはデザインされていない」ということです。
ですが、現代社会では、個人の幸せを実現したいと思うのは当然のこと。
それを捨てて、ただ子孫繁栄のために生きるのは、どうしたって無理です。
この矛盾の解決法として挙げられているのが、「他者への貢献」。
個人的な幸せを追求しながら、社会的にも生きていくという感じでしょうか。
今回は内容をまとめるだけの記事になってしまいましたが、ぜひご興味のある方は読んでみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後に少しだけ、私のことを書いておきます。
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「ダラダラ時間を減らしたいな」と思ったときに読んでほしい1冊
「やめたほうがいいのにやめられない……」
(そう言えば、昔の歌にも「わかっちゃいるのにやめられない」ってありましたね)
今回の1冊は、そんなお悩みをお持ちの方にオススメです。
「脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート」中島 美鈴 著
私は、スマホを意味なくダラダラ見る習慣をやめたいと思うのですが、なかなかやめられません。
その悩みを解決すべく、早速読んでみました!
ポイントは「欲求をみたしながら、我慢することなく悪習慣をやめる」
1.著者について
この本の著者中島さんは、臨床心理士として、長年「やめられない習慣をやめたい」人々と向き合ってきました。
その中には、アルコールや麻薬など、さまざまな依存症で苦しんだり犯罪をおかしてしまったりした人たちも。
本でも多くのエピソードが紹介され、現場で実践してきた説得力があります。
個人的には、この本を書くために、「自分も何か結果を出さなければ」と思い立ちダイエットを成功させたという中島さんのエピソードが大好きです。
2.簡単に内容の紹介
ポイントは「欲求をみたしながら、我慢することなく悪習慣をやめる」
タバコ、ギャンブル、アルコール、摂食障害など、「やめたい習慣」=「悪習慣」として悪者にされがちです。
でも、それらの悪習慣は悪いとわかっていても、なかなかやめることができません。
悪習慣をただ「やらない」ようにしようとしても、意志の力だけでは難しいもの。
そこで、著者は、まずは悪習慣を通して何がほしいのか、ということをハッキリさせようと解説しています。
その欲求が何かわかったら、悪習慣以外で欲求を満たす行動を見つける。
代わりの行動で欲求が満たされることで、悪習慣に戻らなくても大丈夫になっていきます。
やめたい習慣の4つのメリットを見つける
やめたい習慣はただ「悪習慣」と捉えられがちですが、実は何かの欲求を満たしています。
この本では、やめたい習慣の4つのメリットが解説されています。
①すぐに達成感を得られる
②誰かと一緒にできる
③暇をつぶせる
④体の感覚が変化するのが良い
私の場合、スマホを延々と見るのは「③暇をつぶせる」が大きいかなと思います。
ゲームをすることもありますが、それは「①すぐに達成感を得られる」も関係あるかと思いました。
今取り組んでいる仕事関連の勉強が難しいところも多く、なかなか結果に結びつかないと感じているのがひとつの原因にも見えてきました。
この本では、やめたい習慣は自分のダメなところに見えてしまって、気づかないふりをしてしまいがちと書かれています。
でも、まずはなぜこのような悪習慣にしがみついているのか、自分で冷静に判断するのが大切なんだなと感じました。
本当の願望をやめたい習慣以外で満たす
やめたい習慣のメリットから、本当の欲求が確認できたら、次は「代替行動」を探していきます。
つまり、私の場合であれば、すぐに達成感を得られるような代替行動を探してみることになります。
この本では、代替行動を探すヒントが4つ挙げられています。
①やめたい習慣のメリットを満たすもの
②自分が得意で興味があるもの
③やめたい習慣と両立できないもの
(私の場合だと、スマホの時間を短くしたいので、スマホを使った代替行動は考えないということです)
④周りから評価されるもの
3分間の「やめるノート」の書き方
とは言え、すぐにピタッとはまる代替行動はなかなか見つかりません。
そのために書くのが、3分間の「やめるノート」。
毎晩、1日を振り返って、次のことを書き出します。
①今日の出来事(やめたい習慣に関連するものにはチェック)
②やめたい習慣の量(アルコールやタバコであれば、具体的な消費数。私の場合だとスマホをダラダラ見ていた時間)
③本当は欲しかったもの
④代替行動(上手くいったものにチェック)
これは「認知行動療法」で使われる手法だそうです。
実際の書き方は、ぜひ本で確認してみてください。
3.私が思うこの本のすごいところ
・成功例が多く載せられているので、実践しやすい。
・実践法は単純。ただしっかり自分を見つめないと見つからないかも。
・自分の時間をどう使うのか、時間管理が大切だと気付かされる。
4.この本を読んでほしい人のイメージ
・やめたい習慣がある人
・なんとなく、ダラダラしている自分を変えたいと思っている人
・ある習慣で自分の心身の健康が悪くなっていると思う人
5.まとめ
やめたい習慣をやめるということは、自分の時間の使い方を変えるということ。
より自分にとって豊かな時間を持つために、この本で「ダラダラ習慣」を見直してみませんか。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後に少しだけ、私のことを書いておきます。
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「自分の限界を超えたい」と思ったときに読んでほしい1冊
なんか最近同じことで失敗してる気がする……
なんか最近成長できていない気がする……
そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひおすすめしたい1冊です。
「あなたの可能性を引き出す52のヒント FRIDAY FORWARD」ロバート・グレイザー著
最近、facebookで「この本いいよ!」と紹介されていた1冊。
「FRIDAY FORWORD(金曜日に転送)」というタイトルの不思議さも気になって、実際に読んでみました!
1.著者について
この本の著者ロバート・グレイザーさんは、国際的なマーケティング代理店の創業者であり同社CEO。
彼は、自分自身の毎日の生活を改善したい、より自分自身を向上させるためにさまざまな方法を考えていました。
そして、もしかしたらそのメソッドは社員にも役立つのではないかと思いついたのです。
共有する方法として選んだのが、ニュースレターとしてメール配信することでした。
毎週金曜日に「フライデー・フォワード」というメールを社員に配信。
その内容の素晴らしさが評判となり、タイトルにもある通り家族や知人に「forward(転送)」され、共有されていきました。
現在では、会社をはるか超えて、20万人の読者が楽しむニュースレターとなっています。
今回ご紹介する本は、メールの内容がテーマごとにまとめられています。
もともとがメールなので、1記事は3ページほどで完結。
「自分だったらどうだろう」と、考えながら少しずつ読み進めるのがオススメです。
2.内容の紹介
この本は、4つのキャパシティがテーマになっています。
どのテーマも、「自分の思い込みの壁を破る」「気づいていない自分の可能性(キャパシティ)を見出す」ための質問やヒントとなっています。
精神のキャパシティを広げる
最初のキャパシティは「精神」。
自分にとって譲れないものは何かを最初に知り、そこに集中する大切さが解説されています。
(ちなみにこの本の中では、「コア・バリュー」と呼ばれています)
私が特に気になった質問は、「人生の最後に何を話すか?」
人生のまとめとして、どんな人間でありたいか。
ものすごく抽象的で難しい質問ですが、「人となり」というかその人の内面が出てくるんじゃないかなと思います。
知性のキャパシティを広げる
次は「知性」のキャパシティ。
「精神のキャパシティ」で見つけた、「人生にとって譲れないもの」を実現させるために必要な知識を学んでいきます。
多くの方法が紹介されていますが、一番心に残ったのが「要となる習慣を持つ」こと。
著者にとっては、このメール配信そのものが習慣になったといいます。
そうは言われても、私自身、なかなか習慣にしようとしても続きません。
しかし、この本を読んで、その習慣が続かないのは、私にとって「人生において譲れないもの」から遠いからなのでは、とふと気づきました。
身体のキャパシティを広げる
3つ目は「身体のキャパシティ」です。
「人生において大切なもの」を実現するためには、身体が健康でなければなりません。
でも、ここで大切なことは病気をしないことなどではなく、自分の心身が元気でいられるように工夫をしようということです。
具体的には、嫌なことにはNOと言う、基本的な欲求(睡眠・食事など)を優先させる、自分自身と向き合うジャーナリング(書く瞑想)をしてみる、などが挙げられています。
感情のキャパシティを広げる
最後は「感情」のキャパシティ。
感謝の気持ちを伝える、自身の間違いを認める、など自分自身を向上させるために感情をどう扱うか、ということが説明されています。
私自身が一番心に残っているのは「最悪な時でも前に進む方法を見つける」という記事です。
こちらの例えとして挙げられたエピソードは、不幸に続く不幸の繰り返しで、私だったらくじけてるなと思いました。
ぜひ興味を持ったら、実際に読んでみてください。
3.私が思うこの本のすごいところ
・エピソードが豊富で、「自分だったら」と想像しながら読みやすい。
・心のもやもやが晴れるヒントがたくさん。読後はデトックスされた感じがする。
・ビジネスだけではなく、子育てなどにも応用できるヒントが多い。
4.この本を読んでほしい人のイメージ
・自分のやりたいことが見つからない、または自分に限界を感じている人
・子どもや後輩など、誰かをより良くサポートしていきたいと思っている人
・自分自身を見直したいと思っている人
5.まとめ
自己成長とか、可能性を広げるとか、カタチに見えるものではないので、「そんなの必要ないよね」という人もいるかもしれません。
でも私は最近、AIなどの進化を見ていて思うことがあります。
私たち人間が自分らしくいられないのって、AIと変わらないんじゃないかなと。
ちょっと極端な発想かもしれませんが、できることをできるだけやってみたいなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ホームページ制作、チラシ・名刺などの制作をしております。
もし何かお困りのことがありましたら、ぜひご連絡ください。
もちろん、お話だけでもOK。
お気軽にどうぞ。