雨の休日におすすめの1冊
私の住んでいる東京では、朝から雨が降っています。
そんな雨の休日にぴったりの1冊が最近発売されたので、ご紹介します。
「眠れぬ夜はケーキを焼いて」午後 著
著者の午後さんがちょっとした日常で気づいたこと、気分転換に作るお菓子や料理のレシピが紹介されています。
優しくて、繊細で、ちょっとあっさりしている絶妙なタッチのイラストがとても素敵。
今回は、こんな方に読んでもらいたいなと思った3タイプに分けて、こちらの本をご紹介します。
【こんな方におすすめ!その1】詩やエッセイが好きな方へ
こちらの本は、マンガとエッセイが一緒になった感じの構成です。
ただ、エッセイというコトバで思い浮かべられるような、日記のような文章とはちょっと違います。
どちらかというと、詩集を読んでいる感覚が近いかもしれません。
文章を読んでいると、著者が作る空想の世界に気持ちが移っていることに気付きます。
【こんな方におすすめ!その2】お菓子作りが好きな方へ
著者の午後さんが作る気分転換のためのお菓子は、本当にどれも美味しそう。
また、お菓子作りは使う調理器具が多く、シンクが洗い物でてんこもり…ということも多々あるのですが、この本では調理器具の片付けタイミングまで描いてあるので、段取りの参考にもなります。
お菓子作りはちょっとしたところで失敗しやすいもの。
失敗せず、美味しく作るコツも紹介されているので、手軽に美味しいお菓子を楽しみたい方におすすめです。
【こんな方におすすめ!その3】「自分は繊細だな」と思う方へ
著者の午後さんは、とても繊細な方に見受けられます。
繊細な分、傷つきやすかったり、気づかなくていいことまで気づいてしまって落ち込んでしまったり。
調子が悪いときに、救いようがなくなるまでどこまでも落ち込んでいく感覚は、同じような体験をしている方には共感できるのではないでしょうか。
根本の悩みは解決しなくても、「自分だけが落ち込みやすいわけじゃない」と気づくことは、ちょっとした励ましになるかなと思います。
この本では、気分を軽くする方法がお菓子作り以外にも色々と描かれていますので、もし気分転換が必要だなと思った時には読んでみてください。
今日の引用ひとこと
「大変なことは多いけれど
これだけたくさんのケーキを作れるなら
きっと大丈夫
そう思うのです」
雨の休日、お家でのんびり読んでほしい1冊です。
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