ひとり時間は、本といっしょに。

ママwebデザイナーの読書記録

 

webデザインの学習に参考になる本、仕事や自分自身を見直すヒントになる本をご紹介しています。  
美しいものが好きなので、展覧会や映画の感想も時々お届けしています。

お題「初めて自分のお金で買った漫画は何ですか?」

お題「初めて自分のお金で買った漫画は何ですか?」

先日、お題で書くのが楽しかったので、もうひとつやってみました!

 

有閑倶楽部 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

 

有閑倶楽部一条ゆかり

「りぼん」派だった子どもの頃、たくさんのマンガと一緒にすごしました。

その中でも大好きだった「有閑倶楽部」。

最近はあまり読んでなかったのですが、「ここが好きだな〜」と思うポイントを3つご紹介してみます。

 

【ここが好きポイントその1】登場人物が魅力的

ざっくりと説明すると、この漫画は超セレブの高校に通う6人組が、様々な事件やアクシデントを解決していくお話。

その6人組が、それぞれ個性豊かに描かれています。

ちなみに、みんな苗字が日本酒の名前からつけられていて、私はこの漫画で日本酒の種類を知りました。

 

男性はプレイボーイの美童、ちょっとチャラいけど頼りがいのある魅録、頭の回転がばつぐんな清四郎。

女性は活発で男前な悠理、おしとやかな野梨子、セクシーな可憐。

6人の家族も個性的なキャラクターばかりで、読んでいるとどんどん引き込まれていきます。

 

【ここが好きポイントその2】画力がすごい

一条先生の画力は、何を描いていてもすごいなと思います。

人物も、背景も、どれも細部まで丁寧に描かれていて、その観察眼に驚きます。

特に人物の髪の毛の光の当たり方とか洋服のシワの描き方などに魅了されて、当時はよくマネして描いていました。

ちょっと昭和の香りがする画風で、キラキラしていて大好きです。

 

【ここが好きポイントその3】キャラクターの人間臭さに共感できる

6人が主役ですが、ストーリーによってメインとなるキャラクターが変わっていきます。

色々な困難の前に考え、選択して行動していく彼らの姿は、子どもだった私にはとてもカッコいい存在でした。

 

私は清四郎が好きだったのですが、彼が資産に目がくらんで、財閥令嬢の悠理と政略婚約してしまう話があります。

結局は、清四郎と悠理の共通の空手の師匠が仲介に入って、この婚約は破談となります。

清四郎の行動は愚かだと言えるかもしれませんが、人間らしい清四郎をかえってより好きになったのを覚えています。

 

今日の引用ひとこと

「不可能を可能にするのが有閑倶楽部ですから」

漫画だからこそできる、痛快で元気が出るストーリーばかりです。

私もまた読み直してみようと思います!

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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