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ママwebデザイナーの読書記録

 

webデザインの学習に参考になる本、仕事や自分自身を見直すヒントになる本をご紹介しています。  
美しいものが好きなので、展覧会や映画の感想も時々お届けしています。

「1ヶ月ブログチャレンジ」DAY19

今月は「1ヶ月ブログチャレンジ」として、「書く習慣」という本からお題をお借りして、1ヶ月書き続けるチャレンジをしています。

 

本日のお題はこちらです。

DAY19:自分があまり賛成できない常識

今日は、私があまり賛成できない常識のことを書いていきます。

 

自分があまり賛成できない常識:「あなたのためを思って」

抽象的な感じになってしまうのですが、「あなたのためを思って」という言葉がとても苦手です。

とても個人的な感想ですが、女性の話でよく聞くフレーズのような感じがします。

 

「子どものためを思って」

「よかれと思って」

「あなたのためを思って」

 

その言葉を聞くたびに、「それは誰が主語なんだろう」と思います。

なんというか、相手を思いやっているかのように見えて、実は思いやりの押し売りなんじゃないかなと。

 

以前、「飲み会の席で、大皿の唐揚げに勝手にレモンをかけるのを許せるか」という話題を見かけたことがあります。

まぁ揚げ物にはレモンをかけたほうが健康的なのかもしれません。

でも、許せるか許せないかの二択だったら、私は許せない派です。

個人がレモンをかけるかかけないかという選択をする自由を奪ってしまうし、何よりも「レモンをかけるのが当たり前でしょ」という無言の圧力が嫌だからです。

 

社会的に正しいことが、いつも正しいとは限らないと思います。

唐揚げとレモンくらいだったら笑い話になりますが、それが誰かの人生の大切な部分に関わるところだったら、どうでしょうか。

「誰かのためを思って」ということは、実は「自分のためを思って」いる場合もあるのではないでしょうか。

 

「誰かのためを思って」という言葉は、しばしば自己防衛に使われることがあるように思います。

相手にとっては間違った選択だったかもしれないが、私は「よかれと思って」その選択をした、という感じです。

そう言われてしまうと、言われた側は否定をすることがとても難しく、何が問題だったのかが見えなくなってしまいます。

 

私の理想は、「こうしたほうがいいのにな」と思うことがあったとしても、相手のすることに口出ししないという姿勢です。

それは、一見すると無関心に見えるし、冷たい印象にもなります。

でも、自分の意見や常識を押し付けるよりは、よっぽどいいかなと私は思っています。

 

「こうあるべき」という常識を疑うことで、新しい視点を見つけることができるのではないでしょうか。

絵本作家の方は、そういう視点をもっている方が多いような気がします。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

今回のチャレンジは、こちらの本を参考にしています。

ensemble-libre.hatenablog.com

 

 

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